ロシア大統領がウクライナ国境付近の軍に撤収指示、西側は否定 | Reuters
だがNATOのラスムセン事務総長は会見で「ロシア軍がウクライナ国境付近から撤退に着手した証拠は見られない」と指摘。プーチン大統領の撤収指令はこれで3度目だが、その徴候は全く確認できないとした。
米国防総省のカービー報道官はロイターに対し「いかなる行動の兆候も確認できない」と言明した。
ただ、ウクライナ国境警備隊の報道官は「これまで国境付近ではロシア機が1日に10機以上展開し、軍車両も国境ぎりぎりまで迫っていたが、今はそのような状況にはない」とし、ロシア軍の活動が弱まっているとの認識を示した。