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全国百貨店売上高、4月は反動減で6カ月ぶりマイナス | Reuters

日本百貨店協会が20日発表した4月の全国百貨店売上高は、店舗数調整後で前年比12.0%減の4172億円と、6カ月ぶりにマイナスとなった。


  3月に起きた消費税増税前の駆け込み需要に対する反動た出たためで、美術・宝飾・貴金属や高級寝具・呉服、家具などの高額商材を中心に、4月の売上高は全体として前年比2桁のマイナスとなった。


ただ、前回の消費税増税(1997年4月)後の前年比14.0%減に比べると底堅く、また、反動は週を追うごとに和らぎ、月末には前年実績に近い水準まで戻す店もみられた。井出陽一郎専務理事は会見で「3月の駆け込みが前回増税時よりも高かったにもかかわらず、反動は前回よりも小さかった。消費マインドは堅調と言える」と述べた。


調査対象の百貨店は84社・241店舗。東京地区は前年比10.8%減と、9カ月ぶりにマイナスとなった。


花見客を中心とした訪日観光客の増加により、免税売上高(46店舗)は60億9238億円(前年比54.3%増)と、初めて単月で60億円を超えた。客数は同64.8%増となった。井出専務理事は「東京地区の百貨店では、外国人観光客の消費は大きなプラス材料になっている」と指摘した。