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仏大統領、EUの役割縮小に言及 欧州議会選受け異例の指摘 - MSN産経ニュース

 フランスのオランド大統領は26日、反欧州連合(EU)勢力が議席を増やした25日の欧州議会選を受けてテレビ演説し、EUの改革の必要性を訴えた上で「必要のないところからは手を引くべきだ」と指摘、組織の役割縮小に言及した。欧州統合を先導してきたフランスの大統領としては異例の発言。


 オランド氏は選挙結果について「(有権者の)EUに対する不信」と評価。「EUは加盟国にとっても理解が難しい。もっとシンプルで明快な組織になるべきだ」などとし「私の任務はフランスを改革することと、欧州を新しい方向に導くことだ」と話した。


 オランド氏はEUの役割について、27日にブリュッセルで開かれる非公式首脳会合で「最優先事項は成長と雇用だ」と伝える方針を示し、EUの緊縮財政路線の転換を求める意向を表明した。

仏大統領「EUは緊縮路線からの方針変更を」、欧州議会選受け | Reuters

フランスのオランド大統領は26日、欧州議会選挙でフランスの極右政党が躍進したことは有権者が欧州に懐疑的なことを示していると述べ、国内で改革を進めつつ、欧州連合(EU)に対しては方針を変更するよう求めると表明した。


大統領はテレビ演説で、極右の国民戦線(FN)が国内で勝利したことについて「欧州に向けられた不信任票」だったと指摘。27日午後にブリュッセルで開かれる会合でEU首脳に対し、緊縮策ではなく、成長や雇用、投資に注力するよう求めると明らかにした。


大統領は「私は欧州人であり、フランスを改革し、欧州に焦点を再び合わせるのは私の責務だ」とした上で、「(欧州は)不必要な分野からは身を引くべきだ」と付け加えた。