https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

米GDP 3年ぶりマイナスに NHKニュース

アメリカ商務省は29日、最新の情報を基に、ことし1月から3月までの第1四半期のGDPを改定し、年率に換算した実質の伸び率は前の3か月に比べて1%のマイナスになりました。
先月、発表された速報値は小幅ながら0.1%のプラスでしたが、今回の改定によって2011年の第1四半期以来、3年ぶりにマイナスに転落しました。
これは記録的な寒波に加え、企業の在庫投資が大きく落ち込んだことが主な理由で、設備や住宅なども含めた民間部門の投資は、速報段階の6.1%のマイナスから11.7%のマイナスに修正されました。
このほか輸出が6%のマイナス、政府部門の支出も0.8%のマイナスでした。
一方で、GDPのおよそ7割を占める個人消費が速報段階の3%から3.1%に上向き、堅調でした。
今回の結果について、市場関係者などは今のところ一時的な動きだと受け止め、4月からの第2四半期は、プラス成長に戻ると見ていますが、アメリカ経済が力強い回復軌道に乗るには、企業の投資やこのところ弱い動きとなっている住宅市場の改善などが鍵を握ります。