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G7 powers meet without Russia in summit snub over Ukraine | Reuters

G7 首脳宣言の原案 全容判明 NHKニュース

ベルギーで日本時間の5日未明に開幕するG7=先進7か国の首脳会議は、ロシアによるウクライナ南部のクリミアの一方的な編入に抗議し、ロシアを除外する形で開かれます。
会議で採択される首脳宣言の原案が明らかになり、まず「G7諸国の共通の価値観である『自由、民主主義、法の支配等』を確認する」としています。
そしてウクライナ情勢について、G7としてウクライナを引き続き支援するとしたうえで、「ロシアによる侵害を非難し、ロシアに対し外交的解決を追求することを求める。必要があれば対象を特定した制裁を強化するとともに、追加的措置を検討する用意がある」としています。
また海洋進出を進める中国を念頭に「東シナ海および南シナ海での緊張を深く懸念し、威嚇や威圧、力の行使を通じた領土・海洋における一方的な試みに反対し、航行および飛行の自由の重要性を強調する」などとしています。
さらに北朝鮮について「核・ミサイル開発計画を強く非難し、国際社会に対して、制裁の順守を呼びかける」と明記し、「拉致を含む広範かつ重大な人権侵害を非難し、迅速な対応を求める」としています。
一方、世界経済については、成長と雇用が最優先課題とするとともに、貿易は雇用・成長の原動力だとしてTPP=環太平洋パートナーシップ協定やEPA=経済連携協定などの早期妥結を目指すとしています。
またロシアがウクライナへの天然ガスの供給を代金の滞納を理由に停止すると警告している問題を念頭に、「エネルギーを政治的な強制の手段として利用することを許さない」としたうえで、エネルギー源の多様化に向けた取り組みの必要性を打ち出しています。
首脳会議は、外交政策や世界経済などテーマごとに議論が行われることになっていて、項目ごとに宣言を採択することも検討されています。