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プーチン大統領との会談あり得る=ウクライナ次期大統領 | Reuters

ウクライナのポロシェンコ次期大統領は4日、ノルマンディー上陸作戦70周年記念式典に出席するため今週訪問するフランスで、ロシアのプーチン大統領と会談することはあり得るとの考えを示した。


ポロシェンコ氏はワルシャワでの会見で「現時点では会談は見込まれていないが、何らかの形で実現する可能性を排除しない」と語った。


またウクライナ東部の政府軍と親ロシア派の衝突停止に向け策定している和平案について、地方分権の強化や恩赦の拡大、地方政府の選挙などが含まれるとした。


和平案について、訪問先のポーランドで米国やカナダ、欧州諸国の首脳と協議したとし、記念式典が行われるノルマンディーでも協議を継続することで合意したと述べた。


プーチン大統領もこの記念式典に参加を予定している。


ウクライナ政府は、東部地域の親ロシア派の制圧を進めている。多数の死者が出ており、ロシア側はウクライナ国際法に違反していると主張している。


ポロシェンコ次期大統領は「国民を守り、平和をもたらすのがウクライナ政府の責任だ」と話した。


親ロシア派に対する軍事行動を今後変更するかどうかについては「EU加盟国と協議している段階であり、現時点で明らかにすることはできないが、記念式典出席の際に最終協議を行う予定だ」と述べた。