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【本田圭佑と香川真司（下）】「世界一の選手になるには世界一練習しないとダメだ」を忠実に守る２人…結局は「目標設定」と「意思」が２人を“化け”させた - MSN産経west

　「天才は１％の才能と９９％の努力によってつくられる」−。坂道を一歩ずつ上るようにして日本代表の中核となった本田圭佑（２７）＝ＡＣミラン＝と香川真司（２５）＝マンチェスター・ユナイテッド＝は、トーマス・エジソンの名言をサッカーのピッチで体現した選手でもある。

　「僕は大人になったら世界一のサッカー選手になりたいというよりなる。世界一になるには世界一練習しないとダメだ」。テレビコマーシャルでも取り上げられて話題となった本田の卒業文集と同様の言葉を、香川も残している。

　「卒業したら宮城の中学校に行きます。ずっとサッカーができるのが楽しみです。Ｊリーグのチームに入れるように頑張りたいです」。多感な１０代の少年が壮大な「将来の夢」を描くのは、当たり前と言えば当たり前だ。だが、２人が特異なのは、自らが打ち立てた目標に向かって脇目もふらずに邁進（まいしん）した点にある。