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イラク・モスル制圧の過激派組織を米が非難 NHKニュース

イラクでは、北部の都市モスルで9日夜から10日にかけて、国際テロ組織アルカイダとつながりのあるイスラム過激派の武装グループが空港や警察署などを一斉に襲撃し、武装グループが市街地の大半を事実上制圧しました。
これについてアメリカ、ホワイトハウスのアーネスト副報道官は10日の記者会見で「イスラム過激派の武装グループがモスルで行った襲撃を強く非難する。治安状況は著しく悪化している」と述べました。
そして「マリキ首相を含むイラクの政治指導者は国民の訴えをより反映させ、人々の懸念に真っ正面から取り組むため、もっとなすべきことがある」と述べ、治安を確保するにはマリキ政権がシーア派だけでなく、スンニ派などを含めたあらゆる政治勢力を取り込んで政権作りを進めることが必要だと強調しました。
イラクでは、イスラム教の宗派対立が先鋭化したことや内戦が続く隣国シリアからイスラム過激派が流入していることで、治安が2011年末のアメリカ軍撤退以来、最悪の状況となっています。