イラクへの米軍派遣、支持せず=上院民主院内総務 | Reuters
院内総務は「内戦のさなかにあるイラクへのいかなる米軍派遣も支持しない。わが国の国家安全保障上の利益にかなわない」と言明した。
また共和党のベイナー下院議長は、イラクのマリキ政権とともにイスラム教シーア派を主体とするイラン政府に対し、スンニ派武装組織への攻撃で米国は支援を求めるべきではないとの考えを示した。
イラク危機をめぐり、米国はイランと協議すべきとの意見に賛同するかと問われた議長は「全く賛成しない」と発言。
「イランはシリアやレバノンだけでなく、イスラエルでも引き続きテロリズムを助長し、資金援助を行っている。イラク情勢をめぐる米国とイランの接触に、同地域の友好国や同盟国がどのような反応をするか容易に想像できる」と述べた。