■

岡山県内の晩産化急ピッチ　第１子出産時母親の年齢、３０歳未満半減 - MSN産経ニュース

　人口動態統計から県が分析して発表した。出生時の母親の年齢層をみると、昭和５０年には８４・４％が３０歳未満だったのに、平成２５年には４２・１％にまでダウンしている。６割近くが３０代以上で出産していることになる。

　調査では晩婚傾向も浮き彫りになった。昭和５０年の平均初婚年齢が男性２６・４歳、女性２４・１歳だったのに対し、平成２５年は３０・１歳、２８・６歳。急激で大幅な高齢化となった。

　また、女性１人が生涯に産む子供の推定人数を示す合計特殊出生率も大きく下がっている。県の２５年の数値は１・４９。全国平均（１・４３）は上回っているが、長期転落傾向にある。この数値も昭和５０年は２・０５だった。