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米 イラク政府軍単独の奪還は困難と分析 NHKニュース

イラクでは、イスラムスンニ派の過激派組織と政府軍の戦闘が各地で続いています。
こうしたなか、アメリカのヘーゲル国防長官は、3日、記者会見し、首都バグダッドに続いて北部のアルビルにもアメリカ軍とイラク軍の共同作戦本部を設置したことを明らかにしました。
一方、会見に同席したアメリカ軍の制服組トップ、デンプシー統合参謀本部議長は「初期段階の分析では、政府軍は結束を強めており、バグダッドを防衛することはできる」と述べました。
しかし、「さらに攻勢を強めて過激派組織に占拠された地域を奪還できるかと聞かれれば、おそらく単独では無理だ」と述べ、後方支援の不足から、政府軍だけで反撃を続けることは難しいという分析を明らかにしました。
これはアメリカ軍による軍事支援の強化の必要性を指摘したとみられていますが、デンプシー議長は、まずは挙国一致の政権作りが優先だと改めて強調しました。
現在、イラクにはおよそ750人のアメリカ兵が派遣されていて、このうち200人が軍事顧問団として情報収集や分析を行っています。