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米連銀総裁、利上げ時期めぐり見解に相違−失業率低下受け - Bloomberg

6月の米雇用統計で失業率が6.1%と約6年ぶりの低水準に低下したことを受け、利上げ時期を前倒しすべきかどうかをめぐって11日、連銀総裁の間で意見の相違が浮き彫りとなった。


フィラデルフィア連銀のプロッサー総裁は、利上げを過度に先延ばしすることで米連邦準備制度理事会FRB)は信認を失いかねず、経済統計では既に金融引き締めの必要性が示されているとの考えを示した。


シカゴ連銀のエバンス総裁とアトランタ連銀のロックハート総裁はこれに対し、低インフレと労働市場のスラック(たるみ)を考慮すれば、FRBは2015年下期(7−12月)または16年まで利上げ開始を待つことが可能となろうと指摘した。


プロッサー総裁はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、06年以降初めてとなる利上げについて、「われわれは多くの人々の想定よりも近づいている」とし、仮に長く待ち過ぎれば「われわれは信認をなくし、インフレを制御できなくなる恐れがある」と語った。

Fed Presidents Differ on Timetable for Raising Interest Rate - Bloomberg