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インフレ率、目標上回っても「壊滅的」でない=シカゴ連銀総裁 | Reuters

米シカゴ地区連銀のエバンズ総裁は、インフレ率が連邦準備理事会(FRB)の目標である2%を幾分上回っても「壊滅的な状況」ではなく、FRBは経済状況に応じ、2.4%への上昇を容認することは可能との見解を示した。


ブルームバーグTVとのインタビューで語った。


エバンズ総裁は「インフレ率が2.4%上昇したとしても、しっかりと抑制されていれば、経済は総じて良好に推移し、インフレ率が2.4%以下のレンジにとどまるよう政策は調整されることになる」と語った。


総裁はまた、今後数年のインフレ率は1.5─1.75%で推移すると予想し、労働市場の状況はかなり改善したとの見方を示した。


経済指標が好転すれば、FRBは10月にも債券買い入れプログラムを終了し、その後約1年以内に利上げに踏み切るとみられるなか、エバンズ総裁は、引き締めは2006年初頭まで見送ることが適切と主張。またフェデラル・ファンド(FF)金利の正確性を改善する手段をFRB内で検討しているとした。