米ベーカー元国務長官「ロシアをNATOに入れるべきだった」 - The Voice of Russia
ベーカー元国務長官は、インタビューの中で、過去の出来事の数々に関し回想し、それらが米ロ関係の今のベクトルに対し与えた影響について語った―
「おそらく1993年あるいは1994年に、ロシアがNATO加盟国となるチャンスがあったともう。私は、この事について新聞『ニューヨークタイムス』の社説で書いた事がある。私はそこで、もしロシアが完全に民主主義と自由市場の道に立つのなら、NATOの中に彼らの居場所を見つけるべきだと指摘した。当時NATOは、もっと政治的な連合体で、安全を保障するための同盟ではなかった。今のようになってしまった事を残念に思う。チャンスは見逃されてしまったのだ。」