安倍晋三首相は15日午後、「日米安全保障研究会」の米側委員で米シンクタンク戦略国際問題研究所(CSIS)所長のジョン・ハムレ氏らと首相官邸で会談した。首相は、集団的自衛権の行使を容認する閣議決定について、年末までに再改定する予定の日米防衛協力のための指針(ガイドライン)に反映させる方針を説明した。
ハムレ氏は、「首相のリーダーシップに深く感謝している」と伝えた上で、「残された課題は多いが、明るい未来が期待できることを確信している」と述べた。会談には、アーミテージ元国務副長官、ナイ元国防次官補らも同席した。