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ドラッケンミラー氏:FRBの緩和策は不可解、リスク伴う - Bloomberg

ヘッジファンド運用者のスタン・ドラッケンミラー氏は、米連邦準備制度理事会FRB)の極めて長期にわたる事実上のゼロ金利政策について、不可解で危険を伴うとの見方を示した。


ドラッケンミラー氏はCNBCインスティチューショナル・インベスター・デリバリング・アルファ・コンファレンスで、「FRBの政策は不要なだけでなく、正しく評価されていないリスクを伴う」と指摘。力強い成長の兆候があったにもかかわらず「相当の期間」にわたり政策金 利を1%に据え置く方針を示していた2003年後半と同様、不可解な行動だと付け加えた。当局はその翌年に利上げサイクルに着手し、06年までに政策金利を5.25%に引き上げている。


イエレンFRB議長は今月15日の上院での証言で、労働市場の長引く不振に対処するため記録的な金融刺激策を推進する必要があるとの認識を示した。ドラッケンミラー氏(61)は家計の平均純資産が07年の水準を上回っていることや失業率の低下、デフレの兆しがない点などに言及し、金融緩和策は利益以上に害をもたらす恐れがあると語った。


同氏は「経済とバランスシートの回復が5年となり、異例の金融措置のリターンは急低下する公算が大きい。FRBの金融実験は今後、当局の想定よりも悪影響が大きくなる確率が高い」と予想した。

Druckenmiller Says Fed Policy Underappreciates Risk - Bloomberg
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20140715#1405422204