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市場、欧州経済を過度に楽観視か=IMF専務理事 | Reuters

国際通貨基金IMF)のラガルド専務理事は18日、金融市場は欧州経済について「恐らく楽観的すぎる」との認識を示した。欧州の高水準な失業率と債務が投資を阻害し、将来の成長見通しに悪影響を及ぼす可能性があると警告した。


ラガルド氏は欧州中央銀行(ECB)に対し、民需が完全に回復するまで緩和的政策を維持するよう求めるとともに、欧州連合(EU)加盟国には雇用創出と生産性向上を妨げている構造的問題に取り組むよう呼びかけた。


IMFは定例報告書で、ユーロ圏に新たな衝撃が及んだ場合は景気回復が腰折れとなる可能性があると警告したばかり。


ラガルド氏はパリの会合に向けた講演原稿で、欧州経済は危機から回復し、信頼感は改善し、金融市場は楽観的だと指摘。


ただ、失業率の高止まりと高水準な国債の対国内総生産(GDP)比率が投資を阻害し、先行きの成長率の低下につながるという悪循環に陥るリスクがあると警告した。