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【マレーシア機撃墜】国連安保理、非難決議を採択　「徹底的な国際調査」要求　ロシアも同意 - MSN産経ニュース

　マレーシア航空機撃墜で国連安全保障理事会が２１日、採択した決議の要旨は次の通り。

　一、２９８人の命が失われたマレーシア航空１７便の撃墜を最も強い表現で非難。

　一、完全かつ徹底した独立的国際調査の立ち上げを支援。

　一、ウクライナが国際民間航空機関（ＩＣＡＯ）と連携して進める国際調査への努力を認識。

　一、墜落現場への接近が制限されているとの情報に深刻な懸念を表明。

　一、墜落現場を実効支配する武装集団に以下を要求。機体の残骸や個人の所有物、遺体に対する損壊、持ち去りなど現場保存に反する行為をやめ、しかるべき調査機関や欧州安保協力機構（ＯＳＣＥ）の調査団に安全かつ完全、無制限な調査環境を認めること。

　一、全ての関係国と関係者に国際調査への完全な協力を要請。

【マレーシア機撃墜】ロシア、オランダ両首脳、国連安保理決議を高く評価 - MSN産経ニュース

ロシアのプーチン大統領とオランダのルッテ首相は電話協議で、国連安全保障理事会が採択したウクライナ東部のマレーシア航空機撃墜をめぐる決議を高く評価した。ロシア大統領府が２２日発表した。

　両氏は国際民間航空機関（ＩＣＡＯ）による現場調査を早期に開始するため専門家が安全に現場入りできるようにすることが重要だとの認識で一致。そのためにもウクライナ政府と親ロシア派武装集団の戦闘を無条件に即時停止する必要があるとの考えを共有した。

【マレーシア機撃墜】中国大使「結論急ぐな」　ロシアに配慮か - MSN産経ニュース

中国の劉結一国連大使は２１日、マレーシア航空機撃墜への非難決議を採択した国連安全保障理事会の会合で「いかなる当事者も結論を急ぐべきではない」と強調した。採択後の演説の際に語った。