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U.S. says Russia violated 1987 nuclear missile treaty - CBS News

The U.S. says Russia tested a new ground-launched cruise missile, breaking the Intermediate-Range Nuclear Forces Treaty that President Ronald Reagan signed with Soviet leader Mikhail Gorbachev. Russian officials say they have looked into the allegations and consider the matter closed.


The Obama administration has expressed its concern over possible violations before, but this is the first time that the administration has formally accused Russia of violating the treaty.

Two officials said the U.S. is prepared to hold high-level discussions on the issue immediately and want assurances that Russia will comply with the treaty requirements going forward. The officials spoke on the condition of anonymity because they were not authorized to discuss the sensitive issue publicly by name ahead of Tuesday's report.

ロシアが中距離核戦力全廃条約に違反、二国間協議が必要=米政府 | Reuters

米政府は28日、ロシアが中距離核戦力全廃条約に違反したと指摘、この問題で直ちに二国間協議が必要だと主張した。


米政府は声明で「これは非常に深刻な問題で、しばらく前から対応を進めてきた」との声明を発表。ロシア側に米国の見解を伝え「ロシアが再び条約を順守する体制を整えるため」高レベル協議の開催を求めたことを明らかにした。


「ロシアが再び条約を順守しなければ、今回の違反がわれわれの集団安全保障に及ぼす影響について検討するため、当然、同盟国と協議する」としている。


条約は冷戦時代の1988年に批准。射程500━5500キロの地上発射型巡航ミサイルなどの廃棄を求めている。

米 ロシアはINF条約に違反 NHKニュース

これは、アメリカ政府高官が28日、明らかにしたもので、「アメリカ政府は、ロシアがINF=中距離核ミサイル全廃条約に違反したと認定した」としています。
そして、「条約は、500キロから5500キロの射程の地上発射型の巡航ミサイルの所有、生産、それに発射実験を禁じると同時に発射装置の保有なども禁じている」としています。
そのうえで、「とても深刻な事態だ。アメリカはロシアに条約に基づく義務を履行するよう求める」として、アメリカとしてロシアとの間で高官レベルの協議を行う用意があるとしています。
アメリカ政府は、ロシアのどのような行為が条約に違反したと認定したのかは明らかにしていませんが、今月開かれたアメリカ議会下院の公聴会でも、ロシアが2007年初めから射程が500キロを超すとみられる新型の巡航ミサイルを開発している可能性があり、問題だとする見方が出ていました。
INF=中距離核ミサイル全廃条約は、1987年に当時のレーガン大統領と旧ソビエトゴルバチョフ書記長との間で調印されたもので、東西冷戦の終結に至る緊張緩和の象徴の1つとされてきました。
さらに、アメリカのオバマ大統領も、「核兵器のない世界」を掲げて、ロシアとの間で新たな核軍縮条約に調印するなど核軍縮の分野では協力を進めてきただけに、今後のロシアの対応しだいでは、ウクライナ情勢を巡って対立が深まる米ロ関係がさらに悪化する事態も予想されます。

INF条約はアメリカと旧ソビエトが核軍縮の第一歩として1987年に結んだ中距離核ミサイルを全廃する取り決めで、射程500キロから5500キロの地上発射型の巡航ミサイルの所有と生産、それに発射実験などを禁止しています。
ソビエト崩壊後、ロシアがこの条約を継承しましたが、プーチン政権は2007年ごろから、中国や北朝鮮など多くの国が中距離ミサイルを新たに配備し、アメリカも旧東ヨーロッパにミサイル防衛システムの配備計画を進めるなかで、ロシアがINF条約に縛られるのは不公平だとして、条約からの離脱をたびたび示唆してきました。
そしてウクライナ情勢が緊迫した去年12月には、ポーランドに隣接する飛び地のカリーニングラード州に弾道ミサイル「イスカンデルM」を配備したと伝えられ、アメリカ側のミサイル防衛システムの配備計画に対抗するねらいがあるとみられていました。