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びわ湖 生態系のバランス急激に崩れる NHKニュース

国立台湾大学立命館大学など台湾と日本の研究グループは、びわ湖の生態系の長期的な変化を調べるため、滋賀県琵琶湖環境科学研究センターが1978年以降毎年記録している植物プランクトンの種類や数のデータを分析しました。
その結果、湖岸付近を中心に生息していた植物プランクトンのうち、「クンショウモ」や「ケイソウ」の仲間など一部が1988年以降20年以上姿を消し、生息が確認されていないことが分かりました。
この生態系の急激な変化は、地球温暖化に伴う長期的な水温の上昇や、湖の中の栄養分の低下などが関係している可能性があるということです。
植物プランクトンは生態系の中で多くの生物を支えているため、研究グループは生態系のバランスが急激に崩れてきているとして、ほかの生物への影響を調べることにしています。
研究グループの1人、国立台湾大学の謝志豪教授は「地球温暖化による生態系の急激な変化はびわ湖だけでなく、世界のほかの湖でも起こっているおそれがある」と指摘しています。