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ウクライナの軍人を母国に送還へ | ロシアNOW

 正式なデータによると、8月4日にロシアに入国したのは国境警備兵164人を含む、ウクライナ軍の軍人438人。人道的通路が開け放たれ、ロシアへの入国が許された。特別に設営されたキャンプで、軍人は「シャワーを浴び、きれいな服に着替え、食事をとる」ことができた。その後180人以上が国境検問所「マトヴェイ丘」経由で帰国した。


 キエフも、「第72自動車化旅団の軍人の集団」が、ロシアへの越境を余儀なくされたことを認めた。アレクセイ・ドミトラスコフスキー軍事作戦広報担当は、包囲された軍人の軍備が尽きた後で、越境が決まったと話した。


 キエフの専門家によると、多数の軍人の越境は、南包囲圏の旅団がもうすぐいなくなることを示しているという。1ヶ月ほど前、ウクライナの軍人4000〜5000人が、ドネツィク人民共和国とロシアの国境の間にはまってしまった。旅団の課題はドネツィク人民共和国をロシアから切り離すことだったが、結果的に自ら包囲される形となってしまった。


 包囲された旅団の軍備、糧食、飲料水が尽きた時、攻撃されてそのまま死ぬか、義勇軍に降伏するか、装甲車を犠牲にしつつロシアに入国するかの選択がつきつけられ、結果的に越境した。キエフの専門家によると、第72自動車化旅団と同じ行動を、南包囲圏にいる第28親衛機械化旅団と第78独立航空旅団もとる可能性があるという。そうなると、封鎖された旅団は事実上消えることになる。


 ウクライナ政府は前線の他の領域での成功を強調し、義勇軍に対する勝利が近いとの見解を示しながら、封鎖された軍人の話にあまり触れようとしていない。ユーリ・ルツェンコ大統領補佐官は、キエフに「予想外となるであろうドネツィク掌握計画」があると話した。

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