米家計、景気後退の影響が尾を引く=FRB調査 | Reuters
米連邦準備理事会(FRB)が7日公表した家計調査で、先の景気後退の影響が尾を引いていることが浮き彫りとなった。
FRBが大規模な家計調査を実施するのは初めて。調査は昨年秋に実施した。
これによると、回答者の42%が高額商品の購入を延期したと回答。18%は住宅購入や結婚など人生の重大な決断を先送りしたと答えた。退職時期を遅らせるとの回答も36%あった。
来年の所得の見通しについては、横ばいもしくは減少との予想が全体の4分の3を占めた。
調査結果は、FRBの金融政策の討議に影響を及ぼす可能性がある。