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ASEAN 意見の違いが表面化 NHKニュース

ASEANの一連の会議は、ミャンマーの首都ネピドーで3日間の日程で行われていて、8日の外相会議ではフィリピン政府が南シナ海で各国が緊張を高めるような行為を停止する期間を設けることなどを提案しました。
しかしカンボジアなど中国との関係を重視する国々が提案に難色を示して、共同声明の文言の調整が難航し、声明は10日未明になってようやく発表されました。
発表された声明では、フィリピン政府の提案について草案の段階では記載されていた作業グループの設立などの文言が削除されています。
こうしたなか10日は日本やアメリカ、それに中国も参加して、地域の安全保障問題を話し合うARF=ASEAN地域フォーラムが開かれますが、アメリカのケリー国務長官は9日、「関係国には自発的に行動を控えるよう促したい」と述べるなど、フィリピン政府の提案を支持する姿勢を示しています。
これに対し中国政府はフィリピンの提案に強く反発しており、ARFでどのような議論が交わされるのか注目されます。
また今回のARFには北朝鮮のリ・スヨン外相も参加する予定で、北朝鮮の核開発問題も議題となる見通しです。