過激組織「イスラム国」、シリアでも支配地域広げる | Reuters
イスラム教スンニ派過激派武装組織「イスラム国」がシリアで支配地域を拡大している。英国に拠点を置く非政府組織(NGO)のシリア人権監視団は13日、「イスラム国」が他の武装勢力との戦闘の末、北部アレッポ県の複数の町や村を支配下に置いた、と述べた。今後さらに西方向に侵攻するとみられている。
シリアの東部と西部の大部分はすでに「イスラム国」の支配地域となっている。シリア人権監視団によると、今回、新たにアレッポの北東にある町が「イスラム国」の支配下となった。他の武装勢力との戦闘で少なくとも40人が死亡したとしている。