イスラエル、ガザ停戦の5日間延長で合意=パレスチナ側交渉官 | Reuters
イスラエルとパレスチナは13日、ガザでの停戦期間を18日まで5日間延長することで合意した。パレスチナ側の交渉担当者が明らかにした。
停戦期間を延長することで、パレスチナ自治区ガザでの戦闘を終結させるための長期的な合意に向けた時間を稼ぎたい考え。
同交渉担当者は記者団に対し、パレスチナ側は向こう数週間以内に最終的な合意に達することを望んでいると述べた。
イスラエルとハマスによる72時間の一時的な停戦は、日本時間の14日午前6時が期限となっていました。
この間、エジプト政府が間に入りカイロでイスラエルと交渉していた、ハマスを含むパレスチナの代表団は期限の直前に記者会見し、「一時的な停戦を5日間延長することで合意した」と明らかにしました。
そのうえで「この停戦期間で協議を進め、本格的な停戦につなげたい」と述べ、いったんパレスチナに戻って協議内容について検討する考えを示しました。
これについて、イスラエル側からはこれまでのところ公式な発表はありません。
一方で一時停戦の期限が切れるおよそ2時間前の日本時間の午前4時前以降、ガザ地区からは複数のロケット弾が発射されました。
ガザ地区にいるNHKのスタッフによりますと、これに対してイスラエル軍が報復とみられる空爆を行っているということで、停戦が引き続き維持されるかは予断を許さない情勢です。