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青少年義勇軍と開拓団、満州の悲劇|報道ステーション

10代半ばで“兵士”として中国大陸の満州に送られた少年たちがいた。満蒙開拓青少年義勇軍だ。その数は約8万6000人。このうち3割が、生きて祖国の地を踏めなかった。大巾博幸さん(84)は14歳で入隊。「うちは貧乏だった。学校の先生とか色々な人に『満州に行ってはどうだ』と勧められた」という。義勇軍を3年経て、開拓団に入れば20町歩(6万坪)という土地を与えるという政策だった。『大地主になって親に楽をさせたい』という一心で、大巾さんは厳しい訓練に耐え、1944年に海を渡った。しかし、そこで見たものは思い描いていたものとは全く違うものだった。大巾さんは「与えられた土地は、中国人の農民の土地だった」と話す。日本側は中国人の土地を強奪したり、安く買い叩いて手に入れていたという。5つの民族の調和を掲げていた満州国だったが、実権を握っていたのは日本だった。

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