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"I will F**** kill you": Officer suspended for threatening #Ferguson protester. @StephanieElam has the latest. @CNN http://www.cnn.com/cnnx

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How will witness accounts impact grand jury? http://cnn.it/1rmZk8v - @Georgetown law prof Paul Butler on #TheLead

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Grand jury to hear evidence in Michael Brown shooting
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黒人射殺事件で見えた警察の軍隊化 | アメリカ | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

 今月上旬、ミズーリ州ファーガソンで警察官が丸腰の黒人青年マイケル・ブラウン(18)を口論の末に射殺した。そこから全世界に配信された写真で最も印象的なのは、射殺に対する抗議デモでも暴動でもなく、市民と対峙した警官隊の姿だ。


 防弾チョッキにヘルメット、迷彩服に身を包み、拳銃やショットガン、自動小銃などで武装している。デモ隊に警棒を振り回し、ライフル銃を突き付ける。完全武装の機動隊が最新鋭の軍用装甲車を背に立ちはだかり、デモ隊や報道陣に催涙ガスを放っている様子も写真に捉えられている。
 ファーガソンは戦場ではないし、アメリカで警察が軍用装甲車を必要とする場面は想像し難い。1件の略奪騒ぎを除けば、警察は何の危険にも直面していない。なのに市民を保護対象としてではなく、占領民のように扱っている。

 ジャーナリストのラドレー・バルコは著書『武装警察の台頭』で60年代以降の警察の変化を次のように述べている。「警官と軍人の境界が曖昧になってきた。『非常事態』という口実と装備の供給に促され、警察官は兵士のようなものの見方をするようになった」


 この流れは80〜90年代の「麻薬戦争」で強まった。連邦政府は州・市警察に軍用の武器を供与し、麻薬密売などの犯罪摘発に当たらせた。9・11テロとイラク・アフガン戦争の後には連邦政府は軍備を持て余し、州や地方政府に払い下げた。


 ニューヨーク・タイムズによれば、06年以降、全米の警察は装甲車435台、飛行機533機、機関銃9万3763丁、最新鋭の軍用装甲車を432台も購入した。連邦議会が軍備品供与のシステムを確立して以来、警察は総額43億ドルの装備品を購入。警察が買った軍備の総額は90年の100万ドルからシステム導入直後の95年には3億2400万ドル、昨年には4億5000万ドル近くに上った。


 犯罪率が近年で最低水準に下がるなか、警察は大量の武器を獲得し、何かにつけてSWAT(特殊部隊)投入などの手荒な手法を採用している。米自由人権協会(ACLU)によれば、11〜12年のSWAT出動の79%が家宅捜索だった。

 SWATが出動するのは、黒人とヒスパニック(中南米系)が住む地域に偏っている。具体的には、SWATによる捜査対象者の半数が黒人とヒスパニックで、出動件数の68%が麻薬捜査だった。麻薬捜査の実に6割で強行突入が行われ、死傷者まで出している。

 ファーガソンでも警官は重火器を振り回し占領軍のように振る舞っている。黒人とヒスパニックが多数を占める地域では長年、警察は攻撃的かつ懲罰的な行いをしてきた。これに自動小銃や装甲車両が加われば、乱暴な取り締まりになるのは当然だ。
ファーガソンの悲劇はアメリカの無数の貧困地帯で繰り返されていてもおかしくない。