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GM、ロシア工場の拡大計画見直し 自動車市場の不振で | Reuters

米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM) は22日、ロシアの自動車市場の落ち込みを背景に、同国サンクトペテルブルク工場の拡大時期を見直す方針を明らかにした。


GMは2008年、3億ドルを投資し同工場を開設、15年に第2段階に入る計画だった。同工場では現在、「シボレー・クルーズ」「オペル・アストラ」「シボレー・トレイルブレイザー」などを製造している。


GMの広報担当者は「現在のロシアの事業環境と年初来の販売台数の減少を考慮し、計画を注意深くみている。その一環として、サンクトペテルブルク工場の拡大計画の時期も見直している」と述べた。


同社は第2段階でどのモデルを製造する予定だったかは、明らかにしていない。


GMは21日、同工場の稼働日数を8月と9月は4日、10月は8日減らす方針を示したばかりだった。


ロシアでは経済成長の鈍化で人々が大きな買い物を控えていることから、自動車販売が減少している。さらに、ウクライナ問題をめぐる西側諸国の対ロ制裁を受け、消費者心理は一段と冷え込んでいる。


欧州ビジネス協議会(AEB)によると、ロシア市場の自動車販売は7月に低下基調が強まり、前年同月比23%減となった。6月は17%減だった。