総務省の発表によりますと、モノやサービスの値動きを示す7月の全国の消費者物価指数は、天候による変動の大きい生鮮食品を除いて、平成22年を100とした指数で103.5となりました。
前の年の同じ月を3.3%上回り、14か月連続の上昇となりました。
日銀の試算では、消費増税だけで7月の全国の消費者物価指数は2%程度、押し上げられるとされ、今回、これを当てはめた場合、増税分を除いた上昇率は、1.3%程度とみられます。
一方、8月の東京都区部での消費者物価指数の速報値は、生鮮食品を除いた指数が前の年の同じ月を2.7%上回って、16か月連続の上昇となりました。