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米の医学賞「ラスカー賞」に京大の森和俊教授 NHKニュース

これは8日、ニューヨークのラスカー財団が発表したもので、ラスカー賞の4部門のうちの1つ、基礎医学賞の受賞者に京都大学の森和俊教授がアメリカのカリフォルニア大学サンフランシスコ校の教授とともに選ばれました。
森教授は56歳。
京都大学を卒業後、アメリカのテキサス大学の研究員などを経て、平成15年から京都大学の教授を務めています。
森教授は、細胞の中にある「小胞体」という器官には新たに作られたタンパク質に異常がないかを検知し、それを修正する仕組みが備わり、いわばタンパク質の品質管理を行っていることを明らかにしました。
この仕組みは糖尿病やパーキンソン病などに関わっているとされ、さらに解明することで、さまざまな病気の新たな治療法につながるのではないかと期待されています。ラスカー賞は、受賞した研究者から多くのノーベル賞の受賞者が出ていることでも知られ、2012年にノーベル医学・生理学賞を受賞した京都大学山中伸弥教授も2009年に選ばれています。
授賞式は今月19日にアメリカのニューヨークで行われます。