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「将来を慎重に考えて」 英女王が異例発言 NHKニュース

この発言は、エリザベス女王が14日、スコットランド北東部の教会で日曜の礼拝に出席したあと、訪れていた人々に対して述べたものです。この中でエリザベス女王は、スコットランドで行われる住民投票に関連して、「人々は将来のことをとても慎重に考えてほしいと思います」と発言しました。
エリザベス女王は中立の立場を取らなければならないため、政治的な問題に関する発言をするのは極めて異例で、15日付のイギリスの新聞各紙は「女王がスコットランド独立の議論に介入した」などと伝えています。このうち、有力紙デーリーテレグラフは「女王は独立に反対であるというサインだ」と伝えるなど、王室の政治的な中立性を損ねることなく反対派の支持を暗に表明する発言だという受け止めが広がっています。

「独立は永遠の別れになる」 英首相 NHKニュース

イギリス北部のスコットランドでは独立の賛否を問う住民投票が今月18日に行われますが、最新の世論調査では賛成と反対の割合がきっ抗しています。
イギリスのキャメロン首相は15日、再びスコットランドを訪問し、北海油田の開発拠点であるアバディーンで演説しました。この中でキャメロン首相は、「独立すれば同じ通貨を使えなくなり、軍も分断されることになる。国境もこれまでのように自由に行き来できなくなる」と警告しました。一方で、独立への反対が支持されれば、税制や財政、さらに社会福祉などでスコットランドにこれまでにない強い権限を移譲すると述べました。
そのうえでキャメロン首相は、「私たちは心の底からスコットランドに残ってほしい。もしイギリスを去ることになれば永遠の別れになる」と述べ、イギリスにとどまるよう強く求めました。これに対し、独立運動を推進するスコットランド民族党のサモンド党首は中心都市エディンバラで演説し、「住民投票は一生に一度の機会で、多くの人たちが自分たちの将来を自分たちのものにしたいと願っている」と述べ、住民投票で独立を勝ち取る決意を改めて示しました。