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独首相 格差是正に取り組む考え示す NHKニュース

東西に分断されていたドイツが統一を果たした記念日に当たる3日、メルケル首相は北部のハノーバーで開かれた記念式典に出席しました。
メルケル首相は演説の中で、当時を振り返り、「変革を求める市民の勇気がなければ、ベルリンの壁が崩壊することはなかった」と述べ、市民の役割を強調するとともに、遅れていたインフラの整備など、東側の市民の希望は多くの面で満たされたと強調しました。
一方で、旧東ドイツ地域の失業率が高止まりしていることや、市民1人当たりのGDPが西側の3分の2程度にとどまっていることに触れ、財政基盤の弱い自治体への支援など、格差の是正に継続して取り組んでいく考えを示しました。ドイツは来月9日、東西分断の象徴だったベルリンの壁の崩壊から25年の節目を迎えますが、旧東ドイツ地域では西側との経済格差に加え、若者の流出やネオナチと呼ばれる極右グループの活動が続いていることも課題となっています。