https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

赤崎氏「これ以上の名誉はない」 NHKニュース

会見の冒頭、赤崎教授は、「ちょっと半分サプライズで、こんな名誉なことはない。これ以上の名誉はないと思っている。とりわけ、松下電器の研究所、名古屋大学、今、お世話になっている名城大学の皆さんの大きなサポートのおかげだ。この場を借りて、お礼を申し上げる」と述べました。
そのうえで、赤崎教授は、「研究を始めた最初のころは『とても20世紀中にはできないだろう』と当時、言われていて、どんどん研究をやめていく人もいたが、私はちっとも、そんなことは考えなかった。成否は考えなかった。ただ、自分がやりたいことをやってきた」と述べました。
そして、「一緒に仕事をしてくれたその時々の仲間が支えてくれた。決して、私1人でできた仕事ではない」と述べ、感謝の気持ちを表しました。
また、赤崎教授は、若い研究者へのメッセージを質問されたのに対し、「あまり偉そうなことは言えないが、はやりの研究にこだわらず、自分のやりたいことをやるのがいちばんだと思う。自分のやりたいことなら、なかなか結果が出なくても続けることができると思う」と述べました。

【ノーベル物理学賞】「流行りにとらわれるな」「これ以上の名誉ない」…赤崎教授、喜びの一問一答 - 産経ニュース

 −研究生活を振り返って。


 「成否は考えず、ただ自分のやりたいことをやってきた。幸運にも一緒に研究してくれた仲間が支えてくれた。私1人でできた仕事ではない」


 −家族にはどう伝えるか。


 「妻しかいないが、普段通りの言い方で伝えようと思う」


 −若い研究者にメッセージを。


 「はやりの研究にとらわれず、やりたいことをやりなさい。それが一番」

痛いニュース(ノ∀`) : 【放送事故】 CBCの記者がノーベル物理学賞の会見でSTAP細胞について質問 赤崎さん困惑
【ノーベル物理学賞】赤崎氏の成功支えた松下時代の経験 - 産経WEST

 赤崎氏はLEDの可能性に着目し、光の三原色のうち唯一開発されていなかった青色LEDの開発に乗り出した。青色が完成すれば、光の三原色がそろい、あらゆる色を表現できる。しかし研究は失敗続き。上司からは「無意味だからやめて、ほかの仕事をしろ」と注意されることもあった。


 それでも赤崎氏はあきらめなかった。他の研究者から「ゲテモノ」と見放されていた窒化ガリウムによる青色LEDをつくることに成功した。ただ、結晶にひびが多く、あまり明るい光を発することができなかった。試作品は1981年に米国での技術展に発表されたが、松下で商品化されることはなかった。


 単独で研究を完成する決意を固めた赤崎氏は51歳で退社し、名古屋大教授へ。窒化ガリウムの研究を続ける。名古屋大でも1人で研究を続け、前進することができたのは、赤色LEDを開発した松下時代の成功体験があったからだとされる。

赤崎氏「必ず成功という信念で研究」 NHKニュース

赤崎さんは、青色LEDの実現に不可欠な高品質な結晶を作る実験を始めたころについて、「何年も成果が出ない状態が続いていた。子どものころから鉱物や結晶を顕微鏡で見るのが好きだったので、実験がうまくいかず、汚れた結晶の表面を癖のように顕微鏡で眺めていた。すると、本当に小さなきれいな結晶があることに気付き、自分の方法がいつか必ず成功すると信念を持った」と話しました。
そして、結晶の作成に成功した瞬間については「天野君と一緒に試行錯誤していたら、あるとき、たまたま装置の条件が合ったようで、彼はびっくりして、私のところに飛び込んできた。信じがたいようなきれいな結晶ができていた」と当時を振り返りました。
そして、青色LEDが世の中で急速に普及したことについては「何らかの形で実用化は実現すると考えていたが、私が予想していたよりもはるかにスピードが速かった」と話しました。
さらに、赤崎さんは、今の若い研究者たちに対して「ただ、はやりのテーマだからという理由でやるのならやめたほうがよい。自分が本当に好きなことなのか自分に問いかけて、それでもやりたいことをやってほしい。そうすればくじけずに続けることができる」とアドバイスを送っていました。

【ノーベル物理学賞】赤崎さんの執務室公開 名古屋大、特許料14億円で建設 - 産経ニュース

 名古屋大によると、赤崎さんは昭和34〜39年と、56〜平成4年に教授などとして在籍。その間、LED関連の六つの基幹特許と関連する50の特許を取得した。19年に主な特許の期限が切れるまで約50億円の特許料を生み出し、名古屋大には19年以降分も含め、約14億円がもたらされた。


 名古屋大は18年、赤崎さんの業績を紹介するため研究館を開設。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20141002#1412246960
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20140521#1400669212
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20120421#1335011637
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20120412#1334225954


赤崎勇 - Wikipedia

鹿児島市立大龍小学校、鹿児島県立第二鹿児島中学校(現・鹿児島県立甲南高等学校)から旧制第七高等学校(現・国立鹿児島大学)を経て京都大学理学部化学科卒業。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20140815#1408099476