https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

イランとEU・米が外相級協議 NHKニュース

イランと欧米など関係6か国は核開発問題の包括的な解決を目指して交渉を続けていますが、先月、アメリカのニューヨークで行われた協議でも隔たりは埋まらず、事態の打開を図るため、14日、オーストリアのウィーンで、イランのザリーフ外相とEU=ヨーロッパ連合のアシュトン上級代表が意見を交わしました。
これを前に、ザリーフ外相はイランのメディアに対して、「平和利用を目的としたイランの核開発を欧米側が容認し、解決策が出ることを期待している」と述べ、合意できるかどうかは欧米側の対応次第だと主張しました。
一方、EUのマイケル・マン報道官は「双方の主張にはまだ大きな隔たりがあり、進展があるように懸命に努力を続けている」と話しています。
15日にはアメリカのケリー国務長官も協議に加わる予定で、ウランの濃縮活動の規模や経済制裁の解除の方法など、主要な争点について妥協点を見いだし、来月24日に迫る交渉期限までの合意に道筋をつけることができるかどうか注目されます。