米FRBの公定歩合議事録、3連銀が引き上げ再主張 | Reuters
米連邦準備理事会(FRB)が14日公表した9月の公定歩合会合に関する議事録によると、ダラス、カンザスシティー、フィラデルフィア3地区の連銀が、公定歩合の引き上げを再び主張していたことが分かった。
3連銀は、米景気に改善が見られるとして、公定歩合を25ベーシスポイント(bp)引き上げ、1.0%とするよう提案した。
残る9連銀は、0.75%に据え置くことで一致した。 議事録は「地区連銀当局者は総じて、緩やかな経済成長が続くと予想した」と指摘。ただ、労働市場に引き続き緩みが見られるとした。
インフレ率や期待インフレ率が安定しており、議事録は「当局者は、現在のプライマリーレートの維持を推奨した」としている。