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Lavrov: West’s ‘colonial-style’ sanctions on Russia have little to do with Ukraine ― RT News
ラヴロフ外相:西側の制裁の目的はロシアを改造すること - The Voice of Russia

西側諸国による対ロ制裁の目的は重要かつ基本的な問題についてロシアの立場を変更させることにあるのであって、ウクライナ危機を解決することにはない。NTVテレビによるインタビューでロシアのラヴロフ外相が述べた。


「制裁を事実上導入した我々のパートナーたちは、制裁の標的がウクライナではないということを隠していない。本質上、彼らの言動には常に真の目的が透いて見えている。その目的とは、ロシアを作り変え、ロシアにとって重要かつ基本的な問題についてロシアの立場を変えさせ、西側の立場を取るよう強いることである」。


西側の政治家たちは基本的にロシアの体制転換までは口にしていないが、「欧州の辺境 に位置する政治家の中にはそうしたフレーズを口にする者もいる」。


「基本的には、我々に対して言われるのは、政策やアプローチを改めよ、ということだ。一緒に探してみようと提案されるならまだしも、『我々はどうするべきか知っている、あなたもそのようにせよ』という口調なのだ」。


こうした振る舞いは「前世紀、過ぎた時代、植民地時代の惰性的思考だ」。


「現代の世界では多極秩序という世界構造が形成されつつある。そうした時勢にあって、キリスト教文明という共通の文明のひとつの支流が単独で他者に対し自らの意思を強制することは不可能だ。現代の世界では、自分とは異なるパワーから支援を取り付けることなくしては、多くの問題を解決できない、という考え方がある。つまり、テロリズム感染症を克服することは出来ないのである。感染症ということで言えば、いま、世界中の人々をエボラウィルスが不安に陥らせている。グローバルな戦略的視野をもつ政治家たちが現れなければ、現状は克服されない」。