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香港政府トップ、行政長官選で譲歩の可能性を初めて示唆 | Reuters

長官はこの日開かれる政府と学生の正式対話を前に、一部の記者団に「協議の余地がある。指名委員会をより民主的なものにする余地がある」と発言。ただ、そのための協議については年内に始まる可能性があるとだけ述べた。


また、デモ隊が続けている道路の占拠活動については強制排除の期限があるかどうかを明らかにせず、「学生との対話、これはおそらく何度か開かれるだろうが、対話が続くうちは警察が必要な行動を起こさないと言ったことはない」と述べ、強制排除の可能性を排除しなかった。中国政府からは何ら指示を受けていないとも明らかにした。

香港 対話行うも事態は長期化の懸念 NHKニュース

香港では、行政長官選挙の改革に関する中国の決定が民主派の立候補を事実上不可能にするものだとして、学生や市民が先月下旬から3か所の幹線道路に座り込んで抗議活動を続けています。
こうした事態の打開を目指し、政府の幹部と抗議活動の中心的な役割を担っている学生団体の代表が21日夜に初めて対話を行いました。
この中で、学生側は、中国の決定を撤回し一定の住民の支持があれば誰でも立候補できる仕組みの導入を求めました。
これに対し、政府側は、中国の決定を覆すことは香港の憲法にあたる基本法に違反するとして拒否したうえで、抗議活動をやめることなどを呼びかけました。
対話は双方の主張が平行線のままおよそ2時間で終わり、政府と学生団体の双方は今後も対話を続けていきたいという考えを示しています。
このあと、学生団体の代表は政府庁舎前の学生などの前で演説し、「政府側の説明には実効性がない」などと反発し、デモを続ける構えを示したのに対し、政府側は「失望した」と学生側を非難しました。
今回対話が行われたものの、学生団体が求める民主的な行政長官選挙の実現を巡っては双方の妥協点は見つからないままで、事態はさらに長期化する懸念が出ています。