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空爆1か月 「イスラム国」勢力衰えず NHKニュース

イスラム過激派組織「イスラム国」に対してアメリカ軍などは、先月23日からイラクに続き、シリアにも空爆を拡大し、この1か月間で、シリアで280回以上の空爆を実施しました。
このうち6割近くは「イスラム国」が攻勢を強めるトルコと国境を接する北部の都市、アイン・アルアラブの周辺で行われ、アメリカ国防総省の報道官は、空爆で「イスラム国」の進撃を鈍らせているとする一方、依然として陥落する危険性があると指摘しています。
地上でアイン・アルアラブを防衛するクルド人勢力のメンバーは22日、NHKの電話取材に対し、郊外でおよそ3時間にわたって激しい銃撃戦があったとしたうえで、「イスラム国から都市を守るためにはアメリカの空爆は十分ではない」と述べ、国際社会によるさらなる軍事支援を訴えました。
一方、アメリカ軍は、シリアのクルド人部隊を支援するため、航空機から武器などを投下しましたが、国防総省は22日、一部の武器が「イスラム国」の支配地域に誤って落下し、戦闘員の手に渡ったという認識を示しました。
国防総省は、戦況に影響を与えるものではないと強調していますが、今後、周辺国などから、アメリカへの批判が高まる可能性もあります。