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リビア解放3年 再び内戦状態懸念も NHKニュース

リビアでは3年前、「アラブの春」と呼ばれる市民の抗議行動により42年にわたって独裁支配を続けたカダフィ大佐が殺害されました。
その支配から全土が解放されたことが宣言されてから23日で、3年となりますが、世俗勢力とイスラム勢力がそれぞれ独自の政府や議会を設けるなど政治的な対立が深まっています。
地元メディアなどによりますとこうした対立を背景とした戦闘が各地で起き、ことし8月にイスラム勢力が支配下に置いた首都トリポリの郊外や、東部にある第2の都市ベンガジで激しさを増しているということで、再び内戦状態に陥る懸念が強まっています。
こうした事態を受けて国連などは、双方に、戦闘を停止し政府や議会を統一するよう呼びかけていますが、対立解消のめどは立っていません。
また、東部での戦闘にはシリアやイラクで勢力を拡大するイスラム過激派組織「イスラム国」に忠誠を誓う戦闘員が加わっているという情報があり、リビアがテロリストの温床になるとして、エジプトなど周辺国は警戒を強めています。