https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

「イスラム国」がシーア派600人を殺害か NHKニュース

国際的な人権団体「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」が生存者から聞き取った話によりますと、ことし6月、「イスラム国」がイラク第2の都市モスルを制圧した際に、近郊の刑務所に服役していた1500人をトラックで連れ出しました。
そして、「イスラム国」と同じスンニ派キリスト教徒を除いたシーア派のおよそ600人を崖まで連れて行き、座らせたうえで、銃で次々に殺害したとみられるということです。
このうち30人から40人は、崖に落ちて死んだふりをしたり、別の服役囚の遺体に隠れたりして助かったということです。
モスルなど6つの都市や村では、同じく6月以降に政府軍の兵士らが、刑務所などに収監されていたスンニ派の少なくとも255人を殺害したとみられていて、宗派対立に基づく残虐な行為が後を絶ちません。
ヒューマン・ライツ・ウォッチ」は30日、今回の行為について「戦争犯罪であり人道に対する罪である」と強く非難しました。