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文脈を読むことで身につかないこともある | DHBR編集長ブログ|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

 世の中には、ボールを蹴るのが下手でもサッカーが上手な人がいます。走るのが速いわけでも身体能力があるわけでもないのに、サッカーは上手い。サッカー選手の基礎練習でいうと、キック、ボールコントロール、ヘディングなどさまざまありますが、それぞれどれをやっても目立たないのに、サッカー選手としては高い評価を得てレギュラーになるような人です。


 俗に「サッカーを理解している」選手と言われます。つまりサッカーというゲームの構造を深く理解し、試合中の状況を常に把握する力や、局面に応じて最適なプレーを選択する力を備えた選手です。

 これは「文脈を読む力」と言い換えてもいいでしょう。この言葉は便利な言葉です。文字通り、われわれのような活字を仕事にしてきた人間には、それぞれの語彙を理解するだけでなく、センテンスやセンテンスのつながりを理解することが必要で、その際に使うのが元の意味に近い使い方です。


 他方で、物事の全体を理解する、という使われ方もします。ひとつひとつの事象にとらわれずそれらを包含した全体像を理解することです。また、動的な概念として全体の「動き」を理解する、という使われ方もします。この場合、物事が起こった「点」ではなく「線」として理解する、という意味です。いずれにしても「文脈を理解する」という言い方は、肯定的な意味で使われるのではないでしょうか。

全体像をつかむことと細部をつかむことは両立するのか。全体像が見えてない状況に対し、文脈を読むことが重要になりますが、細部をつめない限り物事が進まない状況も多いものです。


 たとえば技術的な話しが分かりやすいかもしれません。システム設計など全体像が明確であっても個々の要素技術を積み上げていかないと、目指す要件は実現しません。神は細部に宿るではないですが、職人の仕事の素晴らしさも細部にまで技術を活かした仕事が行き届いていることであり、それらがないと全体のクオリティの高さは実現しません。

プラトンソクラテス>・・・>アリストテレス

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http://d.hatena.ne.jp/d1021/20140919#1411124052
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20140902#1409654998(理解しなければならない、という意味がよくわからないからだと思う。)
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20131214#1387018456
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20120514#1337007394
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20071231#1199094527
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http://d.hatena.ne.jp/d1021/20071227#1198737648
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20071223#1199095513
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