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「領域警備」の法整備を検討課題に NHKニュース

江渡防衛大臣は、衆議院安全保障委員会で、小笠原諸島の周辺で中国漁船がサンゴを密漁しているとみられる問題などを踏まえて、自衛隊が領海や領土への不法侵入に対処するため、任務に「領域警備」を加えるための法整備を行うことを今後の検討課題にしていく考えを示しました。


この中で、江渡防衛大臣は、小笠原諸島の周辺で中国漁船がサンゴを密漁しているとみられる問題について、「自衛隊は、警察機関での対応が著しく困難な場合などに、海上警備行動の発令を受けて対処することになる。現時点では、外国漁船の取締りは海上保安庁などで実施しているが、防衛省として今後とも状況を注視していきたい」と述べました。
そのうえで、江渡防衛大臣は、自衛隊が領海や領土への不法侵入に対処するため、任務に「領域警備」を加えるための法整備を行う可能性について、「いわゆるグレーゾーン事態で警察機関がすぐに対処できない際への対応のために法整備を行うとの認識に至っていないが、7月の閣議決定を踏まえ検討した結果、法整備を行う必要があるとなれば与党間で改めて議論していただく」と述べ、今後の検討課題にしていく考えを示しました。