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APEC首脳会議が開幕 NHKニュース

21の国と地域の首脳らが出席するAPEC=アジア太平洋経済協力会議の首脳会議は、10日夜、中国の北京で開幕しました。
開幕に先立って、安倍総理大臣は日本時間の10日夕方、各国の首脳らが指名した企業経営者らからなる「APECビジネス諮問委員会」のメンバーと、貿易や投資の自由化などを巡って意見を交わしました。
そして、安倍総理大臣は、10日夜、中国の習近平国家主席夫妻の出迎えを受けたあと、各国の首脳らとともに夕食会に出席し、文化行事に臨みました。
APECの首脳会議は「地域経済統合の進展」などをテーマに、11日までの2日間、議論が行われ、11日の午後、習主席が議論の成果を盛り込んだ首脳宣言を発表し、閉幕することになっています。

習主席 「加盟国は地域の平和や繁栄に責任」 NHKニュース

各国首脳が参加する夕食会で、習近平国家主席は乾杯のあいさつを行いました。
このなかで、習主席は「加盟国にはアジア太平洋地域の平和、発展、繁栄、進歩を見届ける責任がある」と述べ、議長国として議論を主導しようという姿勢をアピールしました。
また、習主席は「この数日、毎朝起きて最初にすることは北京の空気の質を確かめることだった。幸い人々の努力や天の助けがあり、この数日、空気は全体的にかなりよくなった」と述べて、APECの期間中心配されていた大気汚染の状況を気にかけていたことを明かしました。
そのうえで、「ある人は、今の北京の青空を『APECブルー』と呼び、しばらくするとなくなってしまうと言う。努力を怠らずこのブルーを維持していきたいし、維持できると思っている」などと述べ、中国として大気汚染の改善に力を入れて取り組むことを改めて強調しました。
この夕食会では、安倍総理大臣が、いわゆる従軍慰安婦の問題などから就任以来、首脳会談を開けていない韓国のパク・クネ(朴槿恵)大統領の隣の席に座り、乾杯の際にはグラスをあわせていました。