【12月11日発売予定】『奇跡を考える 科学と宗教』(村上 陽一郎著 講談社学術文庫)【Amazon紹介文】「科学思想すら一種の宗教であり、人間を超える存在を「神」と呼ぶか「科学」と呼ぶかの違いしかない」 【Amazon】→ http://www.amazon.co.jp/gp/product/406292269X
- 作者: 村上陽一郎
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2014/12/11
- メディア: 文庫
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「奇跡」とは、宗教的な現象である。魔術や超常現象とは異なる。奇跡は日常的に存在する、と著者は考える。
一方、科学という立場からは、奇跡を認めないように思える。これは科学そのものが一般的な常識から遠く離れた、特殊な体系になっていることが理由である。
奇跡の捉え方をヨーロッパの知識の歴史にたどり、また宗教と科学それぞれの論理とことばの違いを明らかにし、奇跡の本質にせまる。
そのうえで、科学思想すら一種の宗教であり、人間を超える存在を「神」と呼ぶか「科学」と呼ぶかの違いしかないことを、著者は証明する。
唯物史観の限界を超える思想を、改めて構築する試み。
神々という種族の存在を認め、神界を経由して進化していくか否かの違いがある。
賢者=超人=宇宙人=宇宙科学者はコンピューターに繋がれて自由を失ったため誤りを認めている。
しかし、それでも彼らは一旦地球の主であるクニトコタチと一体になった後に上っていくと話している。
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