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サンゴ密漁 関係機関が連携強化へ NHKニュース

これまで200隻以上が確認されている中国のサンゴ漁船とみられる船は、小笠原諸島の周辺で密漁をしているとみられ、地元の漁師たちの間では壊滅的な被害が出ているのではないかと懸念が広がっています。
13日、東京都庁で開かれた対策会議には、東京都の担当者や地元小笠原村の森下村長、それに海上保安庁水産庁など関係機関の担当者が出席しました。
この中では、海上保安庁の担当者が漁船の取い締まりについて、多数のためすべての船を取り締まることができず、領海の外に追い出すように対応していることなどを説明しました。
また、水産庁の担当者は、密漁によるサンゴの被害が懸念されていることについて、被害調査を検討していることなどを報告しました。
そのうえで会議では、今後は関係機関で緊密に連絡を取り合い、情報の共有など連携を強化して対応に当たることを確認しました。
会議のあと小笠原村の森下村長は記者団に対し、「サンゴは貴重な海洋資源で根こそぎ取られれば大きな損失だ。関係者には海洋資源保全という視点で国際的にこの問題を発信してほしい」と述べました。