完成したのはオーストリア西部ロイテのアルプスの山あいで建設が進められていた、長さ406メートルの歩行者専用のつり橋です。22日、地元の市長や工事関係者らが出席して記念の式典が行われ、地元の自治体は、世界で最も長い歩行者専用のつり橋としてギネス世界記録への登録を目指すとしています。
ギネス世界記録の事務局によりますと、現在、世界最長とされているのは大分県九重町にある「九重“夢”大吊橋」で、オーストリアのつり橋はこれより16メートル長くなります。
完成したつり橋では、高さ115メートルの場所から雄大な景色を楽しんだり、橋を渡って地元の観光名所であるエーレンベルク城に行ったりできることから、早速大勢の人が訪れていました。