https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

そして「本当の日本」が動き出す日 (連載「パックス・ジャポニカへの道」) - 原田武夫国際戦略情報研究所公式ブログ

そんな我が国の不動産マーケットで今、衝撃を呼んでいる出来事がある。10億円、20億円といった比較的小規模のオフィス・ビル(=事務所用物件)が時に通常の倍の価格をつけて取引されているといった、ある意味月並みな「バブル」の話ではない。通常の売買価格が150億円を超えるような大型物件について、どうやら尋常ではない価格で取引が行われているというのである。

問題はこうした「旧財閥系」は一体どのような戦略、いってみれば「深い思考」に基づいてこの様に動いているのかなのである。その様子を仔細に観察してきたとある関係者はこう私に語った。


「彼ら旧財閥系は何も考えてはいないのです。単に予算消化のために動いているとしか思えない。どう考えても採算が取れない落札価格なのであって、種々勘案すると3年後にはとんでもないことになるでしょう」

それではその司令塔が世間で信じられているように安倍晋三総理大臣とその周辺の「ブレーン」たちなのかというと、私が非公開情報も含め分析する限り、全くそのような事実は無いのである。

安倍晋三政権内部に真の知恵者はいないのだ。

これにストップをかけないと一大事なのである。もっともここで真正面からぶつかてしまってはとんでもない抵抗にあうのであり、やり方は「昼行燈」ということになる。つまり表向きは決してそんなことに関わっているとは思えないような立場にありながら、「我が国において壊されてはならないものを守り、在るべき方向へと何も知らない人々を誘う」という役割を果たしていくのである。


我が国にはこうした「昼行燈」型のリーダーからなる完全非公開のネットワークが厳に存在する。これは「成りたいから成れる」「入りたいから入れる」というものでは決してない。私が知る限りにおいて全てはシンクロニシティ共時性)によって成り立つ世界であり、その意味で自らの意思ではないより偉大なものによって紡がれているネットワークなのであって、本当の意味で「選民」とでもいうべきつながりである。


そうした彼・彼女らは「昼行燈」を装いつつ、何とならば自らの命は惜しまないという激烈な「覚悟」を持ちながら、「戦勝国」であった米国勢にその後の働きに応じただけの駄賃をやりつつも、必要な時には物を言い、この国を守ってきたのである。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20141129#1417257349
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20141126#1416998452