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新日中友好21世紀委が正式会合 北京 NHKニュース

「新日中友好21世紀委員会」は、日中関係の発展に向けて、両国の有識者が幅広い分野で議論し、政府に提言を行うために設立されましたが、尖閣諸島を巡る対立など日中関係の悪化を受けて、正式会合は2011年10月以来、およそ3年間開かれていませんでした。3日から始まった会合には、両国の15人の委員が出席し、初めに、中国側の座長の唐元外相が、「関係を良い軌道に乗せるには、長期にわたる双方のたゆまぬ努力が必要だ」とあいさつしました。
そして、唐元外相は、「来年は抗日戦争勝利70年の節目の年に当たる」と指摘したうえで、「日本が過去の軍国主義から一線を画すことができれば、歴史の問題から脱却できる」と述べ、日本側をけん制しました。
これに対して、日本側座長の東芝西室泰三相談役が、「日中首脳会談などの実現はきっかけにすぎない。日中間の課題は、政治や安全保障、国民の感情悪化など山積しており、関係改善に向けて、知恵を出し合うことが重要だ」と述べ、協力の重要性を強調しました。委員らは、4日まで北京で意見を交わし、その後、内陸部の西安を訪れ、中国の学生たちと交流する予定です。