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「オリオン」無人試験機 打ち上げ NHKニュース

フロリダ州のケープ・カナベラル空軍基地から打ち上げられたのは、NASAアメリカ航空宇宙局が開発を進めている宇宙船、「オリオン」の無人の試験機で、日本時間の午後9時5分、ごう音とともに発射台を飛び立ちました。
当初は、日本時間の4日夜、打ち上げられる予定でしたが、風の影響などで繰り返し延期されていました。
NASAによりますと試験機は順調に飛行を続けていて、地球の周りを回る軌道を2周し、大気圏に再突入したあとおよそ4時間半後の日本時間の6日午前1時半ごろに太平洋に着水して地球に帰還する予定です。
オリオンは、NASAが火星に人類を送り込み地球に無事に帰還させるために開発を進めている有人宇宙船で、大気圏に再突入する際、機体が空気とぶつかることで生じる2200度の高熱に耐えられるよう設計されています。
今回は、この設計を試すための試験飛行で時速3万2000キロという超高速で大気圏に再突入する試験機が、計画どおりに飛行し、高熱などで空中分解せずに無事に太平洋に着水できるかが試されます。
アメリカは、2030年代に人類を火星に送り込む計画を掲げていて、今回の打ち上げは、その遠大な計画の第一歩となるだけにその成否に注目が集まっています。

火星目指す「オリオン」試験機が帰還 NHKニュース

NASAが開発を進めている宇宙船「オリオン」の無人の試験機は日本時間の5日午後9時5分にアメリカ南部フロリダ州の空軍基地から打ち上げられ、およそ3時間後には高度5800キロの宇宙空間に到達しました。
試験機はその後、時速3万2000キロの超高速で大気圏に再突入し、2000度以上の高熱にさらされながら、日本時間の6日午前1時半ごろ、太平洋に着水して地球に帰還しました。
このあと開かれた記者会見で、NASAの責任者は「非常に大きな一歩だ。機体に問題は特に見られず、回収して機体のデータを解析すれば、次につながる興味深い情報が得られるはずだ」と述べ、試験飛行は順調に完了したと発表しました。
オリオンは、NASAが2030年代に火星に人類を送り込むため開発を進めている有人宇宙船で、今回の打ち上げが初めての試験飛行です。
NASAは、今後、2017年には無人で、そして2021年には実際に宇宙飛行士が乗り込んだオリオンで、月の周りを回る試験飛行を行う計画で、アメリカは火星の有人探査という遠大な計画の第一歩を踏み出したことになります。

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