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ウクライナ首相が追加金融支援呼びかけ、「デフォルト防ぐため」 | Reuters

ウクライナのヤツェニュク首相は11日、同国のデフォルト(債務不履行)を回避するために国際会議を開催し、追加支援を決定するよう西側諸国に呼びかけた。


首相は議会で「われわれは困難を乗り越え、デフォルトを防ぐために、国際援助会議の開催と会議でのウクライナ再生計画の決定、西側パートナー国の支援を必要としている」と述べた。


そのうえで、国際通貨基金IMF)による総額170億ドルの現行の金融支援に加えて、英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)で報じられたような150億ドルの追加支援が来年必要になると述べた。


首相はまた、政府の経済改革計画の概要を説明。税制の見直しやエネルギー取引に課される関税の引き上げ、国有企業の民営化などが含まれる。


ウクライナはこれまで、IMFから46億ドルの融資を2回に分割して受け取っている。IMFは今週、現行の支援策をめぐる協議のためにキエフを訪問している。


ロシアへの天然ガス代金の支払いや通貨フリブナ防衛のための市場介入などから、ウクライナの外貨準備は10年ぶりの水準まで低下している。